不登校支援で悩んでいませんか?

 

こんにちは、梶原しげこです。

 

あなたは今不登校支援で悩んでいませんか?
あなたは教師やカウンセラーかもしれません。
また不登校のお子さんを持つ親御さんかも
しれません。

 

 

日本には小・中・高合わせて、
20万人以上の学校に行けなくて
悩んでいる子供たちがいます。
教室で苦痛に耐えているだけという
子供を合わせると中学生だけで
40万人以上という報告もあるのです。

 

 

2020年の今、新型コロナの影響から、
休校やソーシャルディスタンスを強いられ、
学習の遅れ、クラスでの孤立感なども
学校への行きにくさにつながっています。

 

 

その中でその子供たちをまたその親たちを
どのように支援していくのが良いのか、
迷ったりしていませんか?

 

 

原因がいじめとか学習とか
はっきりしている時は
まだ手立てが考えやすいかもしれません。

 

 

でも、多くの場合、原因ははっきり見えず、
またいくつかの要因が複雑に
絡み合ったりするものです。

 

 

抜け出すことができない暗闇に
放り込まれた気持ちでいる
子供や親にどのような言葉を
かければいいのかと
戸惑うこともあるでしょう。

 

 

そんな時だからこそ、この先に小さくても
何か明るい光を一緒に見ることができれば、
少し落ち着いて視野を広げ、
今できることを見つけやすくなります。

 

 

その一つの方法は、大丈夫なのだと
安心できるモデルを目の前で
見るということです。

 

 

安心できるモデル?

 

それはかつて不登校で苦しんだけれど、
今は元気に生き生きと
生活している人のことです。

 

 

とても苦しんだけれど、
今は自分の足で自分の道を
切り開いている人のことです。

 

 

先日、登校に悩みを抱えている
親や子供に集まってもらい、
そんな人の話を聞きました。

 

 

彼は中学で登校できなくなり、
一旦学校復帰したものの、
今度は高校で登校できなくなり、
中退してしまったのです。

 

 

学校に行けない自分を、
親に迷惑をかけている自分を
責めて、ずいぶん長い間
辛い思いをしました。

 

 

もちろんそばにいる親も
本当に長い間悩み続けました。

 

 

外から見れば不登校や中退は「失敗」に
見えるかもしれません。
「挫折」であり、中には人生の
「汚点」と感じる人もいるかもしれません。

 

 

でも彼は学校をやめたことで、
今までネガティブな気持ちに
使われていた力を
自分の進みたい未来のために注ぎ、
そして自分の思う大学で
自分の思う学びをし、
友人と遊び、充実した毎日を
送るようになりました。

 

 

「学校に行かないといけないと
思っていた時は、綱渡りの綱の上を
歩いているような気持だったけど、
一旦そこから降りると
たくさんの道があることが分かった。」

 

 

こんなふうに今悩みを抱えている
人たちの前で語り、その人たちを
サポートしてくれる人への
成長しているのです。

 

 

こんな姿を目の前で見ると
どんなふうに感じると思いますか?

 

 

「子供の気持ちがわかった。」
「色々な道があるんだ。」
「ここから何かをやってみたい。」

 

 

色々な感想がありました。

 

 

支援のやり方はたくさんあります。
私は苦しみの中にある人に何か希望を
感じてもらえたらと思うのです。
その中に何かヒントを見出してもらえたらと
思うのです。

 

 

そんなことを考えながら、
人の支援をしています。

 

 

人を支援している人、
人を支援することに興味のある方、
こちらの記事もお読みください。

『気づいていない力を使えるものに』 

 

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