価値を伝えるって、難しい！！
こんにちは、梶原しげこです。
あなたが今までした高い買い物って、
どんなものがありますか？
車とか服やバックとか、
家というのもあるかもしれませんね。
人は何に惹きつけられて、
高いけどお金を払うという決断をするのでしょう。
私、最近結構参加費の高い（と思われる）
講座を始めました。
私が専門としている心理療法の手法
ソリューション・フォーカスト・
アプローチ（SFA)の
トレーニングを3ヶ月間、
徹底して繰り返すという内容です。
オンラインで基礎から実践まで、
動画とオンラインセミナーの両方で、
アドバイスを受けながら、
密に学びます。
人の人生に希望と可能性を見出し、
その人らしく生きていくお手伝いができる
とても役立つ技術、
人を支援したいと思っている人には
ぜひ学んでほしい、
価値ある内容だと
思っているのです。
例えば、車で言えば
・・・
うーん、なんだろう？
って例えられないけど、
とにかく良いのです。
さてその良さは体験してもらうに限る！！
ということで、
まずはSFAのオンラインのセミナーをして、
SFAとは何か、自分に役立つものかを
知ってもらいました。
そしてもっと学びたい、知りたいって人に
講座の説明会を開きました。
あなたは何に困っていますか？
どうなりたいですか？
あなたの未来にSFA役立ちますよ。
人のためにも自分のためにもね。
「うんうん」
「なるほど」
「良さそうですね」
と言ってもらえる。
私もうれしい。
良い感じ！
「ということで、参加費は○○です」
と言ったとたん
「うーん」と迷う様子が。
あれっ？
今まですごく乗り気だったじゃない？
もう参加しますっていう
感じだったじゃない？
どんどんトーンが下がって、
「今すぐは決められないかな・・・」
そうなんですね。
まあ高額ですものね。
「すごく情熱は伝わりました。」
って、結局はお断りでした。
ガーン！
何が悪かったのだろう？
悪い原因に目を向けるのではなく、
どうなりたいか、良いところに
目を向けようっていうSFAどころじゃないよ。
がっつり、原因探しに入る私 汗。
でも、やっと落ち着いたら、
ここからは切り替えて
「どうなりたい？」
「どうすればいい？」という思考に戻り、
気持ちを落ち着けるために、
次の一歩のヒントを得るために、
と考え、人に相談したり、
参考になりそうなものに目を通したり、
その上で自分の行ったことを振り返ると・・・
見えてきました。
色々なことが。
①またやっていました。
私のSFA素敵でしょ押し。
私はこんなふうにやりたいを熱く語っていました。
まあ、悪い面ばかりではなかったけど、
やりすぎた。
②相手の痛みやニーズを聞き、
お話してもらえたのは良かった。
でも説明の仕方をもっと深く考えていなかった。
相手の言うままを肯定するだけで終わっていた。
③3ヶ月だけのものと受け取られてしまった。
④相手のお金に対する価値を考慮してなかった。
ってことで、
つまり今回学んだことは
①②あくまでも相手の痛みやニーズに
寄り添い続けることが大切。
特に困っていることがあればあるほど、
欲しい気持ちが高まるけれど、
ここを深めることは
目的ではありません。
相手の方のニーズに応えられるのか
どうかがですよね。
困っていることを深めるよりも
その方が今困っていること
求めていることのヒントを違う面から
説明してあげることはできそうです。
例えば、「○○が困っている」というなら、
「○○ができるできないより、
大事なのは文脈です。」とか
「それより意図が大事です。」
といったように違う視点から
物事を見ることができるように
お伝えすることはできるでしょう。
③講座は3ヶ月だけど、
ここで基礎を身に付ければ、
後は応用ができるようになる、
つまり一生ものだということを
しっかり伝える。
その方が何をやりたいのか、
それを実現するために
一生役立つならそれは
とても価値あるものですよね。
④今まで学んだ講座などの費用を聞く。
それを聞きながら
「それに比べると費用的には
ずいぶん高いでしょうけど」
と何度かお伝えして、心の準備をしてもらう。
私は本当にたくさんのお金と時間を
費やして学んできました。
でもそれは人によって。
お金に対する感覚はずいぶん違います。
これに加え、
「自分で努力しないと身につかない」こと
「専門家がサポートします」
「こんなサポートもします」と
厳しさと安心を伝えることも大事と思いました。
じゃじゃーん、ということで、
次の日それを踏まえて違う方にお話したら、
その方は参加してくれることになりました！！
うれしい。
とはいえ、
私の目標は参加者を集めることじゃない。
私の目標は、一緒にSFAという視点や技術を持ち、
人の社会の可能性を見つけ、
それを現実に広げてくれる人を増やしたいと
いうことなのです。
そのためには、この価値がきちんと人に
伝わるようにしないと始まらない。
今回の経験から、
人はそれぞれ違うので、
その人その人に合わせて、
丁寧にお話を聞き、
困っていること、
望んでいることに対して、
説明の仕方を変え、
必要感と安心感の両方を
感じてもらわないといけない。
そしてきちんとその人にとって、
必要なのかどうかを判断して
もらわないといけない。
もっと修行を積まないといけないと
思いました。
今回は、私の備忘録になってしまいましたね。
これがあなたの何かヒントになれば
良いのですが・・・
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