死ぬのが怖い

 

 

 

 

 

こんにちは、梶原しげこです。

 

今日は、寄せていただいた質問に

お答えしていきます。

お子様をお持ちのお母様からのご相談です。

 

<質問>

私には子供がいます。

 

身近な肉親を続けて亡くし、

“死”に対して、色々思うところがあるようです。

 

最初の時は、

よくわかっていないなりに、

もう二度と会えないという悲しみで

泣いていました。

 

そして次の時に、

亡くした実感を同時に感じ

悲しみが増しました。

 

その悲しみやさみしさに加えて、

最近は“死”に対する恐怖があるようで、

“死ぬのが怖い”

“私は生きている意味があるのか?”

と言うようになりました。

 

とはいえ、

普段は明るく楽しい子なのです。

 

ふとした時に出るようで…

どのように接したらいいのか、

子供をどうやって支えていくのが

いいのだろう?

と思っています。

 

しげこさんの今までの経験上や

しげこさんのご意見を伺いたく

メッセージさせていただきました。

 

お答えです。

 

<答え>

身近な方の死、そして重ねての死・・・

お子さんにとっては、寂しく、辛く、

そして消えていなくなることが

怖くてたまらないのだろうと思います。

 

そして母親であるあなたにも、

同じように色々なお気持ちが

あるのではないかと

想像しました。

 

今はどのように接していますか?

お子さんに対しても、自分に対しても。

 

「その悲しみやさみしさに加えて、

最近は“死”に対する恐怖があるようで、

“死ぬのが怖い”

“私は生きている意味があるのか?”

というようになりました。」

 

そんな気持ちになるのは

自然なことですよね。

その気持ちをお母さんに言えるのは、

きっと良い親子関係があるからですよね。

そんな気持ちを子供が自分の中だけで

抱えていたとしたら、

どんなに辛いことでしょう。

 

それを言えるお母さんがいる、

聞いてくれるお母さんがいると

いうこと自体が

大きな安心なのではないかと思います。

 

 

そして

「そうだね。怖いね。大丈夫そばにいるよ。」

とそばにいてあげたり、

「そうだね。生きてる意味ってなんだろうね?」

って、問いかけてあげるのはどうでしょうか?

 

答はきっとすぐには出てこないし、

恐怖もすぐには消えてなくならないでしょう。

でもそうやってお母さんが一緒にいてくれる、

考えるのを助けてくれる、

それが少しずつ少しずつ安心に

変わっていくのではと思うのです。

 

また違う人の話ですが、キリスト教の信者さんで、

「死は神様の元に行けることなので怖くはない。

むしろ幸せなことなんだ」と

死の間際に本当に安らかに話されていました。

 

こんなふうにあなたが死は怖いものではないという

思いがあれば、それを押し付けではなく

やんわり伝えてあげることは

助けになるかもしれません。

 

そしてお子さんのことはとても大切ですが、

何よりもご自分自身の中にある思いにも

優しく寄り添ってあげてくださいね。

 

後は(今もきっとしていることでしょうが)

食べたり、寝たり、勉強したり、遊んだりの

日常生活を大切にされてみてください。

 

日常の現実的な生活と心の奥にある思いと、

どちらもきっと価値のあるもので、

そして次につながる何かを生み出して

くれるものです。

balance

 

質問、そして答えを読んだあなたは、

どのようなことを感じたでしょう。

私にはお母さんの深い愛情と

本音で話せる親子のつながりを

感じました。

 

私に聞いてみたいこと、

感じたことなど、

コメントをお寄せください。

 

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