子どもの「できない」は問題ではなく、成長の過程なのだ。


 

こんにちは、梶原しげこです。
 

子どもを育てているお父さん、お母さん。
また子どもたちの教育に携わっている先生方。
子どもとかかわっているとイライラしたり、
心配になることありませんか?
もちろんありますよね。
 

・電車の中で騒ぐ
・何か買ってほしいものがあると駄々をこねる
・気に入らないことがあると癇癪を起す
・引っ込み思案で人に挨拶できない
・友達とうまく遊べない

 

それから、それから・・・
と話し出すと切りがありません汗
 

そんな時、あなたならその子に対して
何を感じますか?

 

「なぜそんなこともできないの」
と思うのでしょうか。
それとも「今はまだできないだけ」
と思うのでしょうか。

 

このとらえ方一つで自分の気持ち、
子供への関わり方がずいぶん変わるのです。
知っていましたか?

 

「気に入らないことがあると癇癪を起す」
7歳の武志君。
「なぜそんなこともできないの」

 

さあ、どんな気持ちになりますか?
情けない。
困る。
何がいけないの?私?この子?先生?
そんなネガティブな気持ちがわいてきます。

 

 

「気に入らないことがあると癇癪を起す」
7歳の武志君。
「今はまだできないだけ」

 

さあ、どんな気持ちになりますか?
さっきと気持ちが変わるでしょう。
子どもに対する見方も変わるでしょう。

 

今はまだできないだけなら、
これから新しいスキルを
身に付けていけばいいのです。
今はまだ学ぶ過程なのです。

 

子どもは新しいことをするのが
大好きです。
何かを身に付けていくことも
大好きなのです。

 

さあ、武志君はここからどんなスキルを
身に付けていけばいいのでしょう?

 

「癇癪に気がつくスキル」
「癇癪を静めるスキル」
「気に入らないことを言葉で伝えるスキル」
「気に入ることを見つけるスキル」
「友達と楽しく遊ぶスキル」
色々なスキルが考えられますね。

 

武志君が新しいスキルを
身に付けるためのコツがあります。
・スキルを身に付けることの
 メリットを武志君がわかっていること
・小さなステップを踏みながら
 やりやすいことからやること

 

武志君、まず「癇癪を静めるスキル」
に取りくむとしたら、
どんな良いことがあるのかな?
武志君はなんと答えてくれるかな?
「お母さんの機嫌が悪くならない」
「友達と楽しく遊べる」
「先生に叱られない」
この良いことがいっぱいあればあるほど、
やりたいって気持ちになりますよ。

 

そして、小さなステップを踏みながら
やりやすいことからやることです。

 
「癇癪に気づく」ことから
始めてみましょう。
「今日2回も癇癪を起しちゃった」
「あら、よく気がついたね。
スキルが身についてきたね」
ってなりませんか?
 

今までだったら癇癪起こしたことは
悪いことで、ダメなことで、
怒られることで、
悲しくなることだったけど、
今は成長だと思えますよね。

 

気がつくことができたら、
次に進むことができます。
「気づいた後で謝るスキル」
謝られると悪い気はしません。
謝らないよりいいですね。

 

それができたら今度は・・・
「癇癪を起していることに
気づいたときに10数えるスキル」とか。

 

こうやって小さなステップを踏んでいくと、
成長、成長、成功、成功の積み重ねで、
また次に進む気持ちになります。
そんなことが親子で、また学校で
一緒に楽しみながらできていくと、
子どもは色々な力をどんどん
身に付けていくのです。

 

子どもとかかわっているとイライラしたり、
心配になる時、あなたは
「なぜそんなこともできないの」
と思うのでしょうか。
それとも
「今はまだできないだけ」
と思うのでしょうか。

 

私たちはそれを選択することができるのです。
あなたは何を選択しますか?

 
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