為末大氏から学ぶこと

 為末大氏 オフィシャルサイト http://tamesue.jp/より

 

こんにちは、梶原しげこです。

 

今日は落ち込むことと

落ち込み続けることは違うよ

という話をしたいと思います。

 

為末大さん、ご存知ですか?

 

オリンピックに3回出場した人。

2001年8月11日に、

世界陸上400mハードルで

銅メダルを取った人です。

日本人で初めて陸上短距離種目でメダルを

獲得した人なのです。

 

その時の「47秒89」という日本記録は

この2020年になっても

まだ破られていないのですって!!

すごいですね。

 

でもこの為末選手、

大学4年生で出場した

2000年のシドニーオリンピック。

 

オリンピックというすごい舞台で

ハードルに足を引っかけ転倒し

最下位になってしまったのです。

 

予選でのレース5台目のハードルまでは

自己ベストを上回るタイムで

走っていたのにですよ。

 

400mの間に10のハードルがある。

その9台目のハードルに足を引っかけて

・・・転倒。

どんな気持ちになるでしょう?

何年もこのために練習を積み重ねてきた。

周囲からの期待を背負って挑戦した。

そしてハードルを倒し、転倒。

 

そりゃ、悔しさ、失望、後悔、気分は最悪。

いや、心の中はどんな言葉でも

表現できることはないでしょう。

 

その後しばらくして、

吹っ切れたように過ごしました。

さすがアスリート、強いですね。

 

でも本当は本当は

とても落ち込んでいたのです。

それは当然ですよね。

 

でも、自分の心に早くけりをつけ、

自分を鼓舞して

頑張ろうとしていたのでしょう。

 

一人になると一か月くらいの間

膝を抱えて丸くなって座り込み、

落ち込んでいたそうです。

 

その経験を振り返って

今為末さんが話していたことが

「落ち込むことと、

落ち込み続けることは違う。」

「2週間落ち込んで、次の目標に向かえ。」

です。

 

そうなんですよ。

人間やっていたら、落ち込むことあります。

失敗やうまくいかないことなんて、

いっぱいあります。

 

あんなに頑張ったのに、積み重ねてきたのに。

 

そんな時、

「落ち込むことと、

落ち込み続けることは違う。」

つまり「落ち込むこと」

そして「落ち込み続けないこと」

両方が大事なのです。

 

落ち込む時には、落ち込みましょう。

泣いてもいい、暗くなればいい、

膝を抱えて丸くなればいい。

 

そうしているうちに少しずつ、

気持ちは変わります。

変化こそ必然です。

変わらないものはありません。

 

そうして気持ちが変わってきたら、

少しずつ次のことに

取り掛かりましょう。

少しずつ前を向きましょう。

 

無理にすぐに前を向こうとしない。

今の気持ちを大切に、そこにとどまり。

とどまり味わうことで、

それが変わることを感じながら、

変わってくればそれに合わせて次の行動をする。

 

次の行動は

何だって構いません。

自分の心がちょっぴり軽くなること、

自分の心が幾分か前を向くこと。

それが「落ち込むこと」

そして「落ち込み続けないこと」

両方が大事にすることなのです。

それが「落ち込むこと」を大切にしながら、

「落ち込み続けないこと」になるのです。

 

為末大さん、今はスポーツと

テクノロジーに関する事業を

行う株式会社の代表や

アスリートの社会貢献をめざす団体の代表理事を

されているようです。

カッコいいですね。

 

オリンピックには出られなくても、

あなたはあなたの人生を切り開き、

立ち上がる力があります。

 

「2週間落ち込んで、次の目標に向かえ。」

落ち込んだら、頑張って

2週間落ち込み続けてみましょうか。

さあ、2週間も落ち込み続ける

自信はありますか?笑

 

ぜひ、試してみてください。

 

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