不安

anxiety
私たちが不安に思うのはどのような時でしょう?
それは、今目の前で起きていることではなく、「これから起こるかもしれないこと」を考えた時ではないでしょうか。
つまり不安は、未来の危機に対する反応ということですね。

ですから不安には、これらの危機に対策を講じることができるという建設的な面があり、不安自体が問題というわけではありません。
しかし不安が極端に強くなると、落ち着かない、イライラする、緊張状態が続くといった心の症状が出てきたり、心臓がドキドキする、冷や汗が出る、息苦しい、頭痛や腹痛といった体の症状が出てきたりします。
そのような症状が出ると、またそうなるのではないかという不安が湧き、更に不安が増すという悪循環を繰り返すこともあります。

今まで電車に乗れていたのに電車に乗るのが怖い、友人と会うのが楽しみだったのに今は会うのが怖いと、今まで普通にできていたことができなくなってしまうことはありませんか?
不安の症状を抱えている人は20人に1人はいると言われるくらい、多くの人が不安に悩まされています。
上手に自分の不安と付き合いながら、心も体も楽になっていくようにお手伝いをします。

 

これまでのカウンセリングの一例

  • 人の多い場所、また狭い場所にいると不安になる
  • 息苦しさや動悸、めまいがいつ起こるのか常に気にかかる
  • 手が汚れているのではないかと気になって何度も手を洗う
  • 漠然とした不安が頭から離れない
  • 些細なことなのに常に不安になる