ほめる

こんにちは、梶原しげこです。

 

今日は「ほめる」ということについて
お話しましょう。

 

あなたは子供の頃に何か
ほめられたことはありますか?
ほめられたことで
どのような影響がありましたか?

 

私は小さい時によく近所の人から
「髪の毛が真っ黒でいいね。」と
何度も言われたことを覚えています。
髪が黒いのはワカメを食べているからだと
信じていた私は、
ワカメ、ワカメと喜んで食べていました。

 

という私の話は置いておいて。

 

ある素敵な女性の話です。
彼女はイラストレーターであり、
カウンセラーでもあります。
色々な絵をさらさらと描いてくれます。

 

自宅の外壁にまでとても素敵な絵を
自分一人で描いてしまう人なのです。
壁一面に大きな木や鳥、
ワンちゃんが描かれています。
見ているだけでとても楽しい気分になるのです。

彼女が描くことが好きになったのは
なぜかという話を聞かせてくれました。

 

小学校1年生の時に絵を描いていて、
後ろから6年生のお姉さんがのぞき込み
「絵がうまいね。」「上手だね。」と
ほめてくれたそうです。

 

自分より大きな憧れの6年生のお姉さん。
そのお姉さんがほめてくれた。
1年生の小さな女の子はどのような気持ちに
なったでしょうか?
「そっか、私は絵がうまいんだ。」
そんな風に舞いに舞い上がったそうです。

 

そこから絵を描くことが大好きになって、
いつも絵を描き、
そして大人になってイラストレーターに
なりました。

 

こんなふうに誰かのほんの一言で、
人生に大きな影響を受けることがあります。

 

あなたは誰にほめてもらいましたか?
どのような影響を受けましたか?

 

私もカウンセリングの中で「ほめる」ことを
大切に考えています。
相談に来られた方を勇気づけ、
その方が自分の望む状態に進んでいくための
後押しをしたいからです。

 

でもそれは何でもいいから
「すごい」「えらい」と言えばいい
ということではありません。
また私の価値観で評価する
ということでもありません。

 

その方の望む目標につながること、
重ねてきた努力、工夫、経験などに
興味を持つということです。

 

そうすると自然と言葉が出てきます。
「どうやってやったのだろう?」
「どこからそんな気持ちが
わいてくるのだろう?」
「どうして続けることが
できているのだろう?」

 

そして聞けば聞くほど、
「は~、すごいな~!」
「へ~、そんな考え方もあるんだ!」
って、言葉が出てくるのです。

 

これが私の「ほめる」です。

 

そこからまた次の一歩が開けていきます。

 

あなたが人を支援したい、勇気づけたいと
思うなら、
ぜひその方の望む状態、目標、
重ねてきた努力、工夫、経験に
興味を持って耳を傾けてみてください。

 

そこで何が見えてくるのか、
何が起こるのかを楽しみに
してください。

 

そして発見したことを
下のコメント欄で教えてくださいね。

 

 

 

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